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明日の試合に間に合いますか?

 小学生の男の子を連れてきた母親に「明日、大事な試合があるんです!明日の試合に間に合いますか?」と質問されました。

 診ると、その小学生の男の子の脚はスポーツ障害の一つであるシンスプリント(すねの下側に痛みが発生する症状)でして、十分な筋力が整っていないうちから激しい運動をした際に起こりやすく、走るスポーツに特に多いという症状でした。

 本人も辛そうです。

 その子の母親に「無理です。」とお伝えしましたが、痛みは軽減できると思いますということで治療を始めました。

 治療の結果、痛みは0(ゼロ)ではありませんが、大分軽減できました。

 しかし、治ったわけではありません。

 その子の母親に「試合に出れますか?」と聞かれたので休む事をお勧めしたのですが、納得してくれなかったようで、不機嫌そうな顔でした。

 小学生でどのくらい大事な試合なのかが分かりませんが、「この子の身体とその試合どっちが大切ですか?」と問いたかったです。

 しかし、男の子が一番辛いわけで、本人は休みたいようでしたが、母親の方が...。

 2回目に来られる事はなかったのでその後どうなったか分かりませんが、恐らくおかしなことになっていることでしょう。

 親が夢中になるのは構いませんが、健康であってのスポーツです。

 身体が悲鳴上げてもやるのが美徳という時代ではありません。

 根性だけでは身体を壊します。

 身体に異常があるということは、練習内容やフォームなどが間違っているケースも多々あります。

 それを無視してやった為に、将来にわたって障害が残る方もおります。

 それに、痛い思いしながら練習した所で上達するわけないですし、試合で良い結果を出すのも難しいです。

 痛い思いをしながらの練習は、かばうために変な癖がつくことが多く、治った際にその癖を抜くのが大変な事もあります。

 身体に異常がありましたら無理せずにさっさと治して、万全な状態で望んだ方が断然早く成績が上がります。

 また、普段からメンテナンスなど含め、練習内容が合っているのかを確かめながら行うのも大事です。

 どんなに一生懸命練習しようが、あってなければ無駄なだけです。

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人間特有の冷却法

 走るのが速い動物は沢山いますが、長距離走れるのは、動物では人間だけです。

 走りに走って、追い詰めて獲物をしとめてたのですね。

 毛深い動物には汗腺が少なく、犬や馬などは、毛が短く緻密で汗腺も多くあるので瞬発的に速く走れます。

 それに加えて、速く走れる動物は、ハァハァと口でも体温を調節できます。

 これは、人間でも走ると行われますが、喉のあたりにある動脈を冷やして体温を調節する働きがあります。

 ただ、実際口呼吸だけですと、喉が乾燥して痛めてしまいやすいので、鼻呼吸を心掛けて下さい。

 しかし、もっと体温を冷却できる方法が人間には備わっています。

 それが、「頭からの発汗」です。

 これによって、より速く脳を冷却する事ができるのです。

 更年期障害などで、頭に汗をかきやすくなる場合がありますが、ホルモンのバランス障害だけでなく、脳にも熱がこもっている可能性が十分にあります。

 つまり、頭をよく使っている状態で、様々なものに反応してしまいます。

 だからこそ、ストレスを感じやすいのかもしれません。

 もし、ストレスを感じやすいと感じているのならば、運動などで汗をかくことをお勧めします。

 それによって、脳の熱を下げる事ができ、冷静になれますよ!