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健康コラム 子供の姿勢

その痛みの原因、本当ですか?

 あなたも聞いたことがあるかもしれない骨盤の歪み。

 「あなたの腰の痛みの原因は、骨盤が歪んでいるからです」

 それ、本当ですか?

 骨盤が歪んでいるから痛みが出るわけではないということが、20年以上前から医学界では常識です。


■腰痛患者144名と健常者138名を対象に骨盤の歪みを厳密に測定して腰痛との関連を調べた結果、どのような臨床的意義においても骨盤の非対称(歪み)と腰痛は関連しないことが判明。骨盤の歪みが腰痛というのは迷信に過ぎない。

参考:医学誌Spine.1999

 ほかにも多くの人が間違って認識しているのがあります。

 リンパの流れが悪いからむくむ、太る、冷える、肌荒れる、老廃物が溜まっているとか、リンパマッサージで痩せる、デトックスなども間違いです。

■適切なリンパマッサージをすることでリンパ球が増加し、免疫力が高まることは医学的に証明されていますが、リンパが流れやすくなったり、老廃物の流れが良くなったり、痩せるという美容効果はありませんし、医学的根拠もありません。

 猫背といった身体の歪みが、痛みや不調の原因になるというのも間違いです。

 何かしらの原因があって、猫背や身体の歪みとして現れるのであって、原因ではありません。
 
 
原因ではないリンパですとか、骨盤、猫背といった身体の歪みなどを原因だと思って治療や施術をするので、多くの人がいつまでたっても治らないのです。

 
あなたにはこのような意味のない施術を受けてほしくありません!





姿勢にご注意を

 以前に比べて、テレワークといったオンラインでの仕事などが多くなっています。

 大学や塾などでも、インターネットを使った講義、勉強も増え、現在も行っているところも多いようです。

 特にパソコンよりもスマートフォンやタブレットを使用することが増えていますが、問題として使用する時の姿勢があります。

 そこから、骨格のゆがみや筋肉の偏った疲労に繋がります。

 さらには、姿勢の悪さから脊髄が引き伸ばされることもあります。

 また、画面から出る光から目が疲れやすくなります。

 眼球は脳から直接出ていますし、脊髄も脳と繋がっていますので、姿勢が悪い状態で目が疲れると、脊髄と目への負担から脳も疲れやすくなると考えられます。

 スマートフォンなどを使う場合は、いつも以上に姿勢に注意したほうが良さそうです。

 また、手に持つゲームなどでも姿勢が悪くなりやすいので、気を付けて下さい。


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小児のスクリーンメディアの使用制限を推奨


 アメリカの小児科学会は、低年齢の小児に対するスクリーンメディアの使用制限を推奨しています。

 認知・行動面の発達への悪影響を危惧したからです。

 例えば言葉の遅れ、実行機能の低下、睡眠不足、認知機能全般の低下や、親子関係の希薄化、といった問題が生じる可能性があるからと言われています。

 また、スマホや携帯ゲームはパソコンなどに比べ、より下向きになりがちです。

 それだけでも、脊髄を引っ張ってしまうのがわかります。

 この状態が長時間続くのに加え、腰椎や骨盤に歪みがあったらどうでしょうか?

 さらに、脊髄に負担がかかりますよね。

 これが、内臓や運動器官にとても影響が与えていると考えられます。

 この部分からの影響は、まず負担になっている脊髄をなんとかしなければ体の不調は改善してきません。

 しかし、これを治らないからといって対処的な治療を繰り返すと、さらに状況が悪化します。

 こういった部分もわかっていると、治療しても効果が出やすくなりますので、様々な角度から姿勢を見るのもいいことです。



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スマートホンの使いすぎ


 スマートホンの使いすぎで、ストレートネックになる話はテレビや雑誌でも目にします。

 アメリカの調査では、スマホの使いすぎで首を痛める外傷が最も多いとも言われています。

 時代と共に、テレビ、パソコン、スマホと悪者が変わってきました。

 最近は、目に悪いというよりも精神的にも注意が必要だと言われていますが...。

 スマホやタブレット、パソコンは「スクリーンメディア」と呼ばれ、子供にどのような影響があるか調べた論文があります。

 結果は、『初期の言語や読み書き能力に関係する「脳白質路の微細構造の完全性」が低下することと関連がある』とのことです。

 脳の基礎的な発達部分に影響を与え、コミュニケーション能力に影響を与える可能性が高いということになります。



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坐骨の耐久時間 猫背、歪み、同じ姿勢を保てない、同じ姿勢では落ち着かない

「坐骨の耐久時間」とは、どれだけの時間、同じ姿勢を保てるかということです。

 例えば、
○脚を組み替えないと座っていられない
○脚を組んでしまう
○長い時間座っていられない
○同じ姿勢では落ち着かない
○背中を曲げた座り方が楽
などという方は、この坐骨の耐久時間が短いという事になります。

 本来、人間の坐骨というのは10時間以上同じ姿勢で座っていられるだけの耐久性があるのですが、生後数日で脳が「坐骨の耐久時間」を決めてしまい、その後の殆どの方は上記のような症状が現れてしまいます。

 その時の身体は、坐骨の耐久時間だけではなく骨格や神経に不調を訴えるようになり、特に脊髄神経の力がなくなるので、上半身の重さに耐えられなくなり、ぐにゃりと背骨が曲がったり(側弯症)、猫背になったりしてしまいます。

 これは脳が坐骨の耐久時間が短いという間違った認識が原因なのです。

 なので、脳の間違った認識を正してあげれば、坐骨の耐久時間は改善していきます。



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身体の歪み、猫背が内臓に影響?

 一般的な整体やカイロ、接骨院などでは、身体が歪むと内臓や筋肉などに影響が出るという考え方をします。

 歪んだり、猫背になったりする事によって内臓を圧迫したり、血行不良を起こしたりという考え方です。

 無理な姿勢をしてますと腰が痛くなったりするのも、身体の歪みから来る痛みですね。

 当院では上記の考え方に加えて、内臓などに何かしらの問題があることによって、身体が歪んだり、猫背になったりするとも考えます。

 例を挙げますと、お腹が痛くなった際、痛いお腹を守ろうと身体は前かがみになり、猫背の姿勢になります。

 お腹が痛いというのは自覚のある痛みですが、自覚のない内臓からの症状を脳が感知して、その内臓を守ろうと歪みを作ることが多々あります。

 肝臓を守ろうとして右肩が下がったり、大腸の下行結腸を守ろうとして左に上半身がねじれたりします。

 内臓の緊張が歪みを作ることもあります。

 お腹が痛くなった際、身体が猫背になるわけですが、その痛みの原因であるお腹の痛みが取れれば、あるいは痛みの原因が完治すれば猫背になる必要がないので、歪みや猫背は勝手に改善します。

 内臓が原因の身体の歪み、猫背に、いくら背骨の矯正だ、筋肉のマッサージだと頑張ったところで、そもそもの原因が違うので、改善する分けないのです。

 当院では、身体の歪み、猫背の本当の原因を探し出し、改善へと導くように致します。



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お子様の姿勢は大丈夫ですか?

 最近、お子様の姿勢を心配されて、お子様を連れて来られるケースが増えてきております。


 立っている時の姿勢だけではなく、勉強をしている時、テレビを見ている時、ゲームをしている時、食事の時の姿勢が悪いためです。

 大人の方でも、姿勢が悪い方が姿勢を良くしようにも、直ぐに辛くなってまた姿勢が悪くなるくらいなので、親が「姿勢良くしなさい!」と注意したところで、お子様の姿勢が良くなるわけでもありません。

 姿勢を良くしようにも、出来ない原因があり、無理なのです。

 身体的には、正しい姿勢が本来、一番楽になるようにできてますが、それが出来ないのです。

 その原因がなくならない限り、姿勢を良くしようにも長続きしないのです。

 例えば、お腹が痛いとき、お腹を抱えるように背中を丸くします。

 これは、痛いお腹を守ろうとする姿勢なのですが、お腹の痛いのが治らない限り、姿勢は丸まったままです。

 この丸まった姿勢を良くするには、原因であるお腹の痛いのを消さなければなりません。

 お腹が痛いという原因がなくなれば、背中を丸める理由がなくなるので、姿勢は勝手に良くなります。

 姿勢が猫背だったり歪んだりしている方は、そうせざるを得ない原因があります。

 しかし、ほとんどの整体院、カイロプラクティック院、接骨院などは、見た目の姿勢、猫背しか見てません。

 なぜ、猫背なのか?

 なぜ、歪んでいるのか?

 それが分からないまま、矯正しようとしたところで、無理な話です。

 お子様に口すっぱく「姿勢良くしなさい!」と何回も言ったところで、原因をなくしてあげない限り、無理なのです。

 これはお子様に限った話ではなく、大人でも同じことが言えます。

 内臓に問題があって歪んでいる。

 筋肉に問題があって歪んでいる。

 他にも、脊髄神経の力が抜けている為に歪んでいるというのもあります。

 「えっ?」と思われる方が多いですが、猫背の方、姿勢が悪い方のほとんどが、実は脊髄神経の力が抜けているのです。

 脊髄神経の力が抜けますと、それを覆っている骨や筋肉の力も抜けて、自分自身の体重に押しつぶされてしまいます。

 そうなると、立っているのも辛い、座ってても背中が丸まっている方が楽、座ってても身体の重心が安定しないので、楽な重心を探そうと動き回り、落ち着きがないようにも見えます。

 脊髄神経に力を入れるのに、揉んだり、押したり、背骨を矯正したところで無理ですし、インナーマッスルを鍛えても無理です。

 脊髄神経に治癒力を働かせない限り無理です。

 脊髄神経に力が入りますと、ご自身の体重に押し潰されないので姿勢良く座れ、立った時の姿勢も良くなります。

 他院で姿勢が良くならなかったという方が来られますが、施術終了後、「正しい姿勢を意識して下さい」と言われるそうです。

 意識しないと正しい姿勢が出来ないというのはおかしな話で、本来は、意識しなくても正しい姿勢が出来なければなりません。

 意識して正しい姿勢が長続きできるくらいであれば、整体院などに行く必要はありません。

 もちろん、正しい姿勢をするために筋トレなども必要ありません。

 また、他院で「姿勢が悪いと病気になりますよ!」などと言われたことがある方もいらっしゃるのではないかと思いますが、姿勢が悪いから病気になるというのは本当でしょうか?

 あなたよりも姿勢が悪いのに健康な方も多いですが、それですと、姿勢が悪い=病気とは当てはまりません。

 姿勢が悪いのに合わせて、「骨盤が歪んでいます!」と言われたことがある方もまた多いと思いますが、骨盤が歪む原因を無視して脚を引っ張った所で、同じく意味がありません。

 腰痛や肩こりが身体の歪みが原因と言われることも多いですが、これも、本当の原因を見付けて治療しなければ、身体の歪みはもちろん、腰痛や肩こりも治らないのです。

 いずれにしましても、大人でもご自身の身体の歪みに気付いて意いない方が多いです。

 ましてやお子様から自分の身体は歪んでいると言う子はまずいません。

 『うちの子は大丈夫かしら?』
 『うちの子の姿勢が悪い原因は?』
とお思いの方は、「姿勢良くしなさい!」と怒る前に、ご相談下さい。





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