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蕁麻疹で癌?
夏場は半袖の服装が多いためか、皮膚トラブルもよく耳にします。
皮膚の一部が突然赤く盛り上がり、痒みも伴う場合もあってしばらくすると消えてしまう蕁麻疹。
人がイラクサ(蕁麻(じんま))の葉に触れると似たような皮膚症状が現れることからこの名前がついたそうです。
デンマーク・オーフス大学病院の調査研究で蕁麻疹の患者は、そうでない人と比べると診断後1年間でがんになるリスクが49%高く、その後の数年間でも6%でリスクが増えていると言います。
年齢などでも変わってくる結果だとは思いますが、隠れていたがんが、蕁麻疹になるのを活発化した可能性やがんと蕁麻疹が共通の危険因子がある可能性も考えられます。
今後の研究でまた分かってくるとは思いますが、蕁麻疹は、はっきりと原因が分かるのは全体の10~30%程度でほとんどは原因不明です。
寝不足や仕事などのストレス、子供では風邪や学校などでのストレスが原因となることがあります。
そういった事から、免疫自体が弱っているのも影響しているかもしれません。
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2024年8月 2日 12:35
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今では、ペットボトルで水やお茶を持ち歩き、そこから水分補給を行うのは普通になっています。
ペットボトルがない時代は、水筒を持ち歩いていたのかと思うと、どこでも水などが買える今は、便利になっているのだと実感します。
しかし、ペットボトルの中には、微細なプラスチックの粒子が何十万個も含まれているようです。
米コロンビア大学の研究では、1Lのペットボトル入り飲料水の中に検出可能なプラスチック粒子でも、平均約24万個含まれていることが分かってきました。
さらに10個に9個はナノプラスチックであることが明らかになっています(1ナノメートルは1メートルの100万分の1の大きさ。これよりも小さいものがナノプラスチックとなります)。
プラスチックは基本的には分解されず、どんどん小さくなっていくだけです。
理論的にどこまで小さくなるかに限界はないともいわれています。
ナノプラスチックは非常に小さいため、 腸や肺を通過して血管内にも入り、最終的には心臓や脳などの臓器に蓄積しているのです。
今後、これがどのように影響してくるのか未知数ですが、こいういったものも体外に排出できるように体が働いてくれたらと思います。
2024年8月 5日 09:20
暑さが増すと脳卒中も増えるというデータもありますが、水分不足で血液がドロドロになっているのも、血管が詰まりやすくリスクが増えることも考えられます。
喘息は大気汚染をしている物質やアレルゲンを吸い込む事などが関連していることが知られています。
最近では、喘息の症状がエアコンの冷気を吸うことで現れやすくもなっているとも言われています。
気温の高さが喘息による入院の増加に関連するという報告も存在していて、日本でも夏季に気温が高くなると夜間の喘息増悪による来院が増加したことが報告もあります。
調査で、2002~19年の間に夏のぜんそくによる入院数を調べたところ、その結果、夏季の気温上昇が喘息による入院数が増え、中でも16~64歳の男性で多い傾向にあったそうです。
体調は、急激な温度変化によって左右されることがあります。
暑い時期は、熱中症に意識が向きやすく涼しくしようとしますが、いつの間にか体が冷えていることもあるので注意が必要ですね。
また、エアコン内やフィルターなどの汚れを吸っている可能性もありますので、掃除もしっかりと行いましょう。
2024年7月29日 12:58
暑さが増し、強い日差しで紫外線が気になる人も多くなっているのではないでしょうか。
紫外線は皮膚への影響だけでなく、眼病リスクを高めるという報告も増えています。
最近では紫外線だけでなく、温度や熱中症の既往歴も白内障になる可能性があると言います。
生涯で浴びる紫外線量が多いと、眼にある水晶体の表面層(皮質)が白く濁る「皮質白内障」の発症と関係があるとされていましたが、本当は水晶体の中心(核)が硬くなる「核白内障」になる可能性が最も多いようです。
これは紫外線の強さで変化している可能性が高いとも考えられています。
また、子供の時の紫外線を浴びた量が、大人になって白内障リスク因子として大きいも分かってきました。
日本では使用が多い日傘は、眼に対しては紫外線を10~30%程度しかカットしませんが、帽子は種類によってがは20~70%、サングラスは50~98%とも言われています。
帽子とサングラスを併用することで95~99%カットできるので、組み合わせて使用するのが良さそうです。
2024年7月17日 12:46
砂糖と同じような甘さがありながら、カロリーも低く虫歯になりにくい甘味料と言えばキシリトールです。
大量に摂取するとお腹がゆるくなるのも有名な話ですが、このキシリトールの摂取量が多いと、心筋梗塞や脳卒中などの発生リスクが高まる可能性のあるようです。
研究の結果では、空腹時に血漿中のキシリトールが増加していると血小板の反応性や体内の血栓形成に関係する数値がアップしているので、体内で血栓ができやすい可能性が出てくというわけです。
多少のキシリトールではそこまで影響は無いようですが、いろいろと人工甘味料がある中で健康に影響があるのも増えてきているかもしれません。
2024年7月 1日 13:08
動脈硬化と言えば生活習慣病で起きやすい病気だと思いますが、実際は、かなり昔から存在していた可能性が出てきました。
そもそも動脈硬化は老化現象の一つとも言われてはいますが、アメリカにある心臓の研究所がミイラのCT画像データ検査を行ったところ、調べた結果37.6%が動脈硬化もしくは、ほぼ動脈硬化があると確認できたそうです。
動脈硬化が認められる場所を多い順に並べると、
大動脈が21.5%
腸骨-大腿動脈が20.7%
膝窩-脛骨動脈が16%
頸動脈が14%
冠動脈が0.4%
以上の結果がわかりました。
男女差は特になかったようですが、人間には生まれつき動脈硬化のリスクがある可能性がこの研究結果ではわかってきたようです。
食べ物以外にも、ストレスや環境の変化でも動脈硬化につながる場合もありますので、もしかすると、古代人では今以上にストレスが多かったかもしれません。
2024年6月19日 13:25