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健康コラム
2024年2月
認知症になるリスク因子は、いろいろとあります。
運動不足や生活習慣病、難聴などが影響を及ぼしているのですが、そういった中で修正が可能なものとしては、糖尿病、大気汚染、飲酒の三つの影響が特に大きいという研究結果が英オックスフォード大学から報告されています。
この3つは、以前から認知症リスクとなっていましたが、これが特に脳内の弱い神経ネットワークに影響して、何らかの変性を起こしてしまうようです。
また、このリスクは心臓の血管や統合失調症、アルツハイマー病、パーキンソン病などにも関連しているようです。
直接の原因となる脳の萎縮や血管の詰まり、代謝変化などは日頃の心がけである程度予防できるように感じます。
少しずつの積み重ねが後々つながってくるので、頑張りたいところですね。
2024年2月25日 08:50
親が患っている病気などが、子供にも遺伝する可能性はあります。
腰痛でも、約3割が子供に遺伝するともいわれ、ヘルニアや脊柱管狭窄症では発症する遺伝確率は50%もあるそうです。
また、肥満も遺伝する可能性が高く、一緒に生活していると生活習慣などが似ているので、食生活や運動習慣が同じようになっているとも考えられています。
他にも遺伝子は、体重を増えやすくする状態にも影響し、わずかに太りやすくするような遺伝子の変異は何百個もあるといわれています。
このような遺伝子の変異を複数受け継いでいる人が肥満につながりやすい生活を送っていると、肥満のリスクは大きくなります。
ある研究データによると、脳の視床下部は空腹感と代謝を調節しますが、こういった部分にうまく働かなくなる遺伝子を持っている人は、そうでない人に比べて体重が約5kg少なく、肥満になるリスクは半分だったといわれています。
人それぞれ特徴がありますので、病気であれば未然に防げるように気をつけながら、ダイエットも自分に合ったものを選択するのが健康的だと思います。
2024年2月14日 08:57
睡眠の体への影響については、いろいろと研究があります。
それだけ、睡眠は健康に関係していることがいえますが、よく耳にするのは、睡眠時間です。
早く寝るのはどう影響しているのでしょうか。
大人だと、早寝早起きで睡眠の質が良くなって、成長ホルモンによるダイエット効果が期待できるようです。
しかし3歳の時に寝る時間が早いと、遅かった子供と比べると小学1年生での学力が高く、勤勉さや思いやりなどの非認知能力も高いという研究結果がでています。
調べた中では、就寝時間は21時が最も多かったのですが、一番学力が高かったのは20時に寝ていた子供だったようです。
子供ではこうような効果が出ていますが、大人でも疲れが溜まっている時や集中したい時、頭を使うような時があれば、早く寝て睡眠をしっかりとるのも、良い影響があると思います。
2024年2月 1日 09:09
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