昔からチューインガムが腸の機能を回復させる可能性があると考えられています。
胃がんや大腸がんといった消化器系の手術後に有効とされ、腸が動きやすくなるので、腸閉塞のリスクを軽減することもできます。
ある研究で、術後にガムを噛んでもらう人と、噛んでもらわない人と比べてどのような変化があるかを調べたところ、おならがだいたい10時間くらい早く、便も半日くらい早く出るといった結果が出たようです。
その分、消化管の機能回復が早かったということですね。
噛むという行為は、思いのほか胃腸を動かし、消化酵素を出しやすくするのでしょう。
栄養補給にサプリメントと考える方も多いかと思いますが、やはり「噛む」という行為が胃腸を動かし、栄養を補給しやすくするのも大切ですね。
新型コロナウイルスの変異株「N501Y」の感染が広がっています。
関西では、2回目の緊急事態宣言から、いったん落ち着いたものの、また感染者が増え、第4波が到来しています。
第3波と異なるのは、年齢層、重症度、速度です。
年齢層は、患者の年齢が15歳ほど下がり、若い世代を中心に感染が広がっていることがわかります。
重症度は、そこまでの基礎疾患がなく、血中酸素濃度が92~93%程度であるにもかかわらず、両肺のすべてに肺炎が見られるケースもあるようです。
速度は、感染スピードが早くなっているようです。
そのため、感染者が増えやすくクラスターも発生しやすいのかもしれません。
まだまだ、注意が必要ですが、消毒以外にも体力なども落とさないように気をつけるのもいいかもしれませんね。