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健康コラム 2020年4月

妊婦の心理的苦痛による胎児への影響

 妊婦のストレス、不安、抑うつによって、胎児の脳の発達に影響があることがアメリカの研究で報告されました。

 胎児の脳のMRI画像を比較したところ、心理的苦痛が大きい妊婦の胎児では、脳の海馬と小脳の容積が有意に小さかったとのことです。

 先天性心疾患が見つかった胎児には、脳の発達、脳回形成などに異常が見られることが多く、その原因の1つとして、胎児に先天性心疾患が見つかると、妊婦の心理的苦痛は高まり、これが胎児の脳の発達に影響するのではないかと考えられたからです。

 このことから精神状態は、体の血流を大きく変えると言っても 間違いではないと思います。

 子供の脳の発育が良好でない事は、母体からの血液量が少なからず関係しているはずです。

 昔から、悩み過ぎていると病気になると言われていますが、血流不足から体が正常に機能しなくなったり、修復できなくなってしまうのが結果的に問題かもしれません。

 また、施術の経験からも言えますが、ポジティブ思考な方は改善しやすく、ネガティブ思考の方は改善しにくいということが多々あります。


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ウォーキングやジョギングが身体に与える影響

 ウォーキングやジョギングによって脳に物理的な軽い衝撃が繰り返されることで、脳の働きが改善する可能性が報告された論文があります。

 適度な運動には、身体疾患はもちろんアルツハイマー病やうつ状態などの精神疾患の予防にも有効とのことです。

 著者らは、運動による頭部にかかる適度な衝撃が関与していると結果をまとめています。

 運動がなぜ精神面に好影響を及ぼすのかはよく分かっていないとなっていますが、考えられる1つに、歩く際の衝撃の一つに「かかと」からの刺激があります。

 この刺激は、骨を伝わって首や頭へ流れ 頭に近づくにつれて刺激量が小さくなっていきます。

 例えば、脊椎などに歪みがあってそれの影響で 正常に刺激が抜けなくなったり、刺激が小さくならないなどの問題が出ると 腰痛を悪化させたり、膝や首を痛めると行ったことに繋がります。

 こうなってしまうと、頭への適度な刺激が無くなったり、また強すぎて反対に悪くなってしまうこともあります。

 これも踏まえ、運動と身体の状態も診ていく必要があります。


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