
自撮りで見た顔の歪みを気にされて、顔の歪みの矯正に来られる方がいます。
そこでいつも思うのですが、実際に見た顔の歪みと、自撮りで映った顔の歪みに差があることです。
実際、SNSなどでも自撮り写真を使う人は多いのですが、自撮り写真は顔の特徴をゆがめ、見栄えを悪くしている可能性があるようです。
見た顔のパーツのサイズ感や感じ方が、標準的な写真に比べてどう変わるのかを調べた実験があります。
例えば、普通に撮影した写真と、顔から30cm離して自撮りした場合、鼻の高さは6.4%短く、46cm離しての自撮り写真は4.3%短く見えるそうです。
また、顎では30cm離して自撮りした場合では12%長くなっていたようです。
撮影するときの角度の問題やレンズの種類もあるかもしれませんが、そのため、修正するアプリを使用する頻度やパーツが増えているかもしれませんね。
写真の色合いなどでも印象が変わりますが、写真の技術だけでなく修正のセンスも大切のようです。