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健康コラム 歪み・猫背

「座りっぱなし」が喫煙と同じぐらい身体に悪い理由

「座りっぱなし」が「喫煙」と同じぐらい身体に様々な悪影響を与えることはご存知でしょうか?

 座りっぱなしで寿命が短くなる。

 座りっぱなしで糖尿病(2型)になる確率が高くなる。

 座りっぱなしで心疾患にかかる確率が64%高くなる。

 座りっぱなしでがん(前立がんや乳がん)リスクが高くなる。


 さらに座りっぱなしは、腰痛や運動不足を引き起こします。

■座りっぱなしが良くない理由

 なぜ座りっぱなしは良くないのでしょうか?

 座った状態は、身体をほとんど動かしていない状態=筋収縮をほとんどしていない状態です。

 一方、身体の血流は筋肉を収縮することでより循環します。

 特にふくらはぎの筋肉収縮は足にある血流を心臓に戻すのに重要な役割を果たしていますが、座っているとふくはらぎの筋肉はほとんど使われません。

 また、腰の筋肉が血流不全になり、それが腰痛を引き起こします。

 座っていると腰が痛いという人は多いのではないでしょうか?

 座りっぱなしが原因のひとつかもしれません。

 ちなみに“世界で一番座っている時間が長い”のは、日本人だと言われています。

 健康のためにも、たまには歩きながら会議や考え事をしてみてはいかがでしょうか?

 またそれが難しい場合、30分に一回は休憩がてら立ち上がり簡単なストレッチをしましょう。

 それだけでも健康な生活に近づくはずです。

 最近は「スタンディングデスク」といって立ったままデスクワークができるような机も多く発売されています。

 このような形で工夫するのもよいかもしれませんし、会議などを歩きながら行うのも効果的です。

 座りっぱなしを防いで健康な生活を手に入れましょう。


骨盤は歪むのではなく傾いているだけです!

 多くの女性の方は、「骨盤が歪んでいますね。」という言葉を一度や二度は聞いたことがあると思いますし、気にされている方も多いのではないでしょうか?

 私は仕事柄、多くの女性から

 「整体で骨盤が歪んでいる!と言われました。」←骨盤は歪みません。

 「鍼で腰の痛みは骨盤が歪んでいるせい!と言われました。」←腰痛と骨盤は関係ありません。

 「カイロプラクティックで骨盤が歪んでいるから脚の長さが4cmも違いますよ!と言われました。」←本当に4cmも違ってたらまともに歩けません。

 「接骨院で骨盤が歪んでいるから、将来、病気になりますよ!と言われました。」←脅しです。

 「ほねつぎで骨盤が広がっているから、内臓が下がっていますよ!と言われました。」←内蔵をぶら下げている腸間膜が緩んでいます。

 「整骨院で、骨盤が歪むと下半身が太りますよ!と言われました。」←○○○(秘密)が広がっているだけで、太りません。

 「エステで産後太りは骨盤が広がっているからですよ!と言われました。」←同上

 先日、外科医、産婦人科医の医師と話す機会があったのですが、「骨盤矯正を謳っている所は信用できない」と話されておりました。

 ネットでも街でも雑誌でもよく見かける骨盤の「歪み」「開き」。

 そのままにしておくと腰痛、むくみ、冷え症、肥満、生理痛、生理が不順などなど、まるで骨盤の「歪み」や「開き」が関連付けられておりますが、そもそも骨盤は歪んだり開いたりするのでしょうか?

 特に、美容に興味のある女性がターゲットにされている事が多く、気にしている女性が多いという事はそれだけ商売になるということです。

 いくらネット、街、雑誌で見かけるからといって、多数決で多いのが正解とは限りません。

 赤信号、皆で渡れば怖くないと言うようなものです。

 また、有名雑誌でもしょっちゅう特集される骨盤の「歪み」ですが、当院にも有料で掲載しませんか?という営業がひっきりなしに来ます。

 全国版の有名雑誌に掲載されれば一気に知名度は上がりますが、所詮部数がさばければ真実かどうかは二の次なので、当院の考えとしては骨盤は歪まないという考えの元、いつもお断りしているのです。

 当院が「骨盤は歪みません!」と言うと、企画が全部潰れてしまいます(笑)。

 一般的には身体の使い方が悪い、脚を組む、バッグを片側だけで持つ、横座り、出産などが原因で骨盤が歪んだり開いたりすると言われています。

 一般的に骨盤の「歪み」の検査方法としては、
○肩の左右の高さ
○骨盤の左右の高さ
○両脚の長さ
が主ですが、これだけで骨盤が歪んでいるとは断定できません。

 多くの方は、骨盤の「歪み」とは骨盤が捻れる状態をイメージしているのではないでしょうか?

 本来「歪み」とは...物体に外力を加えたときに現れる形状または体積の変化のことで、正常な形から変形することをいいます。



プロメテウス 解剖学アトラス:男性の骨盤


プロメテウス 解剖学アトラス:女性の骨盤 

 骨だけを見ると関節がありますし歪んでしまいそうな気がしますが、骨盤はかなり強力な靭帯で固定されています。


プロメテウス 解剖学アトラス

 では、骨盤自体は変形するのかといいますと、解剖学的(解剖学とは、人間の身体がどのように作られているか?の学問です)には骨盤は頑丈な骨、関節、強力な靭帯で出来ていますので、交通事故のような余程大きな力が加わらない限り、簡単に歪んだり変形したりするとは考えられません。

 なので、手なのでの骨盤矯正で歪みを矯正する事は不可能ですし、例え出来たとしても相当な力が必要なわけで、逆に骨折すると思います。

 また、
解剖した人体の骨盤を大の大人が動かそうとしてもびくともしません。

 実際、多くの整体院、カイロプラクティック、整骨院、接骨院、ほねつぎ、鍼灸院、エステ、何とかマッサージ、リラクゼーションなどが骨盤矯正と謳いながら行っているのは、骨盤周辺の筋肉のマッサージやストレッチです。

 余談ですが、マッサージには按摩指圧マッサージ師という国家資格が必要でして、日本でマッサージが出来るのは医師と按摩師のみです。


 しかし、もし骨盤が本当に歪むとしたら、仙腸関節、恥骨結合が緩む可能性はありますが、図にあるように強力な靭帯があるため、動いたとしても1mm程度動くかどうかでしょうし、恥骨の結合箇所も基本的には動きませんので、骨盤が歪むほどではないです。

 例外として、女性が出産する際に
リラキシンと呼ばれるホルモンで靭帯を緩め、骨盤を動きやすくし、出産しやすくなる事はありますが、産後は元に戻ります。

 また、赤ちゃんが産道を通りますが、赤ちゃんの頭の方が柔らかいので、赤ちゃんに骨盤を広げる力もありません。

 よく、「産後に骨盤が広がってズボンが履けなくなった!」と言う方がおりますが、それは骨盤が広がったのではなく、○○○(秘密)が広がっただけです。

 ○○○が広がっただけなので、施術をすると数秒で改善します。

 あっけなく改善するので、皆さん驚きつつも笑ってしまいます。

 私からすると、骨盤体操と言いながら、時間掛けてお金掛けて何してるのだろう?と思ってしまいます。

 解剖学的に見て、医師が言うように骨盤が歪むという事はありませんし、そもそも、そんなに簡単に歪むようなやわな骨盤ですと、身体を支える事ができませんし、仮にですが、本当に歪むと、激痛で歩けません!

 なのに、なぜ多くの施術者、セラピストや皆さんは骨盤が歪んでいると勘違いをしてしまうのでしょうか?

 それは、皆さんが思っている骨盤の「歪み」とは、
骨盤自体が捻れたり歪んで(変形)いたりするのではなく、骨盤の前傾、後傾、右屈、左屈、右回旋、左回旋を歪みと勘違いしているのです

 骨盤自体が歪んでいるのではなく、骨盤が正常の位置から傾いているだけです。

 また、骨盤の状態と身体の不調の関係が証明された医学的な論文はありませんし、骨盤の状態と腰痛も関係ないです。

骨盤の「歪み」と腰痛は無関係

○対象と方法
 発症後1年以内の腰痛患者144名と健常者138名を対象に、骨盤の「歪み(立位」と座位での両PSISの傾き、立位での両ASISの傾き、ASISからPSISまでの距離、下肢長差)を厳密に測定して腰痛との関連を調査。

○結果
 骨盤の非対称性と腰痛とは、どのような臨床的意義においても関連がない。

 Levangie PK:Spine.1999

 今の時代は研究と追試を重ねて実証された根拠のある学説『EBM(evidence based medicine)』が大事でして、これが世界中の医学者、研究者が導き出した研究結果です。

 エビデンスのある情報が正しく、エビデンスのない情報は否定されるのが医学界では基本中の考え方です。

 ではなぜ、骨盤の傾きが起こってしまうのでしょうか?

 それは、筋肉による影響が大きいと考えられます。

 骨盤にはたくさんの筋肉がくっついていますが、その筋肉が骨盤を正常な位置に維持しています。


プロメテウス 解剖学アトラス

 しかし、日常の身体の使い方、座り方、歩き方などのクセや使い過ぎによって、筋肉が硬くなったり、過度に縮んでいたりすると骨盤は傾くのです。

坐骨の耐久時間 猫背、歪み、同じ姿勢を保てない、同じ姿勢では落ち着かない

「坐骨の耐久時間」とは、どれだけの時間、同じ姿勢を保てるかということです。

 例えば、
○脚を組み替えないと座っていられない
○脚を組んでしまう
○長い時間座っていられない
○同じ姿勢では落ち着かない
○背中を曲げた座り方が楽
などという方は、この坐骨の耐久時間が短いという事になります。

 本来、人間の坐骨というのは10時間以上同じ姿勢で座っていられるだけの耐久性があるのですが、生後数日で脳が「坐骨の耐久時間」を決めてしまい、その後の殆どの方は上記のような症状が現れてしまいます。

 その時の身体は、坐骨の耐久時間だけではなく骨格や神経に不調を訴えるようになり、特に脊髄神経の力がなくなるので、上半身の重さに耐えられなくなり、ぐにゃりと背骨が曲がったり(側弯症)、猫背になったりしてしまいます。

 これは脳が坐骨の耐久時間が短いという間違った認識が原因なのです。

 なので、脳の間違った認識を正してあげれば、坐骨の耐久時間は改善していきます。

不自然な姿勢、猫背矯正の失敗

 お好み焼きを食べに行った時の話です。

 混んでいたので座って待っていましたら、向かいのカップルの女性が緊張感を持った不自然な姿勢で座っているのです。

 一緒にいた彼氏さんもおかしいと思ったのか、その彼女に「どうしたの?」と質問しましたら、その彼女は
「接骨院に行って、ねこぜ矯正してもらったんだ。こうして意識して座ると良いと言われたの。」

 その後、彼氏さんは「そうなんだ、良かったね。」で、次の会話に進んでいたのですが、私は内心「全然よくないじゃん!」と突っ込んでおりました。

 まず、正しい姿勢をするのに、緊張感を持つ必要はありません。

 リラックスした状態でも綺麗な姿勢にならなければならないのです。

 隣にいた彼氏さんも気付くくらいの、意識して良い姿勢を保とうと緊張しなければ正しい姿勢が出来ないというのは、姿勢矯正失敗です。

 そのような姿勢は、疲れて直ぐに崩れます。

 無意識でも良い姿勢が出来るようにならないと意味がありません。

 姿勢に限らず、必ず原因があります。

 歪んだ姿勢になりますと、身体のあちこちに筋肉の緊張、張りが見られます。

 筋肉が張っているから単純に揉んだり叩いたりして緩めれば良いというのではありません。

 筋肉が張っているのは結果であって、原因ではないからです。

 原因が解決すれば、筋肉は勝手に緩みます。

 筋肉が緩めば、緊張して引張っていた骨も正しい位置に来て、姿勢も勝手に良くなります。

 姿勢が良いというのは、意識しなくても、緊張しなくても良い姿勢が出来るという事です。



 

身体の歪み、猫背が内蔵に影響?

 一般的な整体やカイロ、接骨院などでは、身体が歪むと内蔵や筋肉などに影響が出るという考え方をします。

 歪んだり、猫背になったりする事によって内蔵を圧迫したり、血行不良を起こしたりという考え方です。

 無理な姿勢をしてますと腰が痛くなったりするのも、身体の歪みから来る痛みですね。

 酒井健康整体では上記の考え方に加えて、内蔵などに何かしらの問題があることによって、身体が歪んだり、猫背になったりするとも考えます。

 例を挙げますと、お腹が痛くなった際、痛いお腹を守ろうと身体は前かがみになり、猫背の姿勢になります。

 お腹が痛いというのは自覚のある痛みですが、自覚のない内蔵からの症状を脳が感知して、その内蔵を守ろうと歪みを作ることが多々あります。

 肝臓を守ろうとして右肩が下がったり、大腸の下行結腸を守ろうとして左に上半身がねじれたりします。

 内蔵の緊張が歪みを作ることもあります。

 お腹が痛くなった際、身体が猫背になるわけですが、その痛みの原因であるお腹の痛みが取れれば、あるいは痛みの原因が完治すれば猫背になる必要がないので、歪みや猫背は勝手に改善します。

 内蔵が原因の身体の歪み、猫背に、いくら背骨の矯正だ、筋肉のマッサージだと頑張ったところで、そもそもの原因が違うので、改善する分けないのです。

 新潟市にある酒井健康整体では、身体の歪み、猫背の本当の原因を探し出し、改善へと導くように致します。

お子様の姿勢は大丈夫ですか?


 最近、お子様の姿勢を心配されて、お子様を連れて来られるケースが増えてきております。


 立っている時の姿勢だけではなく、勉強をしている時、テレビを見ている時、ゲームをしている時、食事の時の姿勢が悪いためです。

 大人の方でも、姿勢が悪い方が姿勢を良くしようにも、直ぐに辛くなってまた姿勢が悪くなるくらいなので、親が「姿勢良くしなさい!」と注意したところで、お子様の姿勢が良くなるわけでもありません。

 姿勢を良くしようにも、出来ない原因があり、無理なのです。

 身体的には、正しい姿勢が本来、一番楽になるようにできてますが、それが出来ないのです。

 その原因がなくならない限り、姿勢を良くしようにも長続きしないのです。

 例えば、お腹が痛いとき、お腹を抱えるように背中を丸くします。

 これは、痛いお腹を守ろうとする姿勢なのですが、お腹の痛いのが治らない限り、姿勢は丸まったままです。

 この丸まった姿勢を良くするには、原因であるお腹の痛いのを消さなければなりません。

 お腹が痛いという原因がなくなれば、背中を丸める理由がなくなるので、姿勢は勝手に良くなります。

 姿勢が猫背だったり歪んだりしている方は、そうせざるを得ない原因があります。

 しかし、ほとんどの整体院、カイロプラクティック院、接骨院などは、見た目の姿勢、猫背しか見てません。

 なぜ、猫背なのか?

 なぜ、歪んでいるのか?

 それが分からないまま、矯正しようとしたところで、無理な話です。

 お子様に口すっぱく「姿勢良くしなさい!」と何回も言ったところで、原因をなくしてあげない限り、無理なのです。

 これはお子様に限った話ではなく、大人でも同じことが言えます。

 内臓に問題があって歪んでいる。

 筋肉に問題があって歪んでいる。

 他にも、脊髄神経の力が抜けている為に歪んでいるというのもあります。

 「えっ?」と思われる方が多いですが、猫背の方、姿勢が悪い方のほとんどが、実は脊髄神経の力が抜けているのです。

 脊髄神経の力が抜けますと、それを覆っている骨や筋肉の力も抜けて、自分自身の体重に押しつぶされてしまいます。

 そうなると、立っているのも辛い、座ってても背中が丸まっている方が楽、座ってても身体の重心が安定しないので、楽な重心を探そうと動き回り、落ち着きがないようにも見えます。

 脊髄神経に力を入れるのに、揉んだり、押したり、背骨を矯正したところで無理ですし、インナーマッスルを鍛えても無理です。

 脊髄神経に治癒力を働かせない限り無理です。

 脊髄神経に力が入りますと、ご自身の体重に押し潰されないので姿勢良く座れ、立った時の姿勢も良くなります。

 他院で姿勢が良くならなかったという方が来られますが、施術終了後、「正しい姿勢を意識して下さい」と言われるそうです。

 意識しないと正しい姿勢が出来ないというのはおかしな話で、本来は、意識しなくても正しい姿勢が出来なければなりません。

 意識して正しい姿勢が長続きできるくらいであれば、整体院などに行く必要はありません。

 もちろん、正しい姿勢をするために筋トレなども必要ありません。

 また、他院で「姿勢が悪いと病気になりますよ!」などと言われたことがある方もいらっしゃるのではないかと思いますが、姿勢が悪いから病気になるというのは本当でしょうか?

 あなたよりも姿勢が悪いのに健康な方も多いですが、それですと、姿勢が悪い=病気とは当てはまりません。

 姿勢が悪いのに合わせて、「骨盤が歪んでいます!」と言われたことがある方もまた多いと思いますが、骨盤が歪む原因を無視して脚を引っ張った所で、同じく意味がありません。

 腰痛や肩こりが身体の歪みが原因と言われることも多いですが、これも、本当の原因を見付けて治療しなければ、身体の歪みはもちろん、腰痛や肩こりも治らないのです。

 いずれにしましても、大人でもご自身の身体の歪みに気付いて意いない方が多いです。

 ましてやお子様から自分の身体は歪んでいると言う子はまずいません。

 『うちの子は大丈夫かしら?』
 『うちの子の姿勢が悪い原因は?』
とお思いの方は、「姿勢良くしなさい!」と怒る前に、ご相談下さい。


体の歪みに気付かない 身体の歪み 猫背

肩こりや腰痛、生理痛などの痛みは体の姿勢、歪みが原因の方が多いです。


よく家などに例えられますが、例えば家が何かしらの原因で傾いてきた際には、ドアや窓の開け閉めがスムーズにいきません。

これは身体にも言える事でして、誰でも日々の生活から知らず知らずのうちに体が歪んでしまうものです。

この歪みがひどくなると、神経、血管、筋肉、内臓を圧迫し、負荷をかけてしまいます。そのため血行が悪くなって痺れがあったり、肩こりや腰痛、頚の痛みを引き起こしたり、内臓も圧迫されますので、その場合は内臓疾患にまでなる恐れのあるものです。

たかが「姿勢が悪いだけ」とは思わないで下さい。平均寿命が延びている今、健康で長生きする為にも、お肌や車のメンテナンスなどに気を使うように、身体にもメンテナンスして下さいね。


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