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健康コラム 食べ物: 2024年6月

塩分の取り過ぎに注意


 塩分のとり過ぎは動脈硬化や心不全、心筋梗塞等のリスクにつながるとも言われ、これを排出する働きがあるのは、腎臓です。

 排出すると、腎臓に負担がかかり続けて疲れてしまいます。

 それだけ余分な塩分の摂取は健康には良くない影響が大きいとも言えますが、インスリンの働きを助けることで、血糖値の上昇を緩やかにもしています。

 また、塩に含まれるナトリウムやカルシウムは、体内の神経や筋肉を正常に機能させるためにも必要です。

 いわゆる悪い塩は、精製された塩、、、 ミネラルがほとんど無く、塩化ナトリウムだけのものが良くないのです。

 カルシウムやマグネシウム、カリウムなどといったミネラルが含まれているからこそ、体では正常に働いてくれるわけです。

 それでも塩分の取りすぎには注意が必要ですが、できる限り天然の塩を選ぶようにするのも大切ですね。


ダイエットに糖質制限?


 夏が近づくと、ダイエットを始めようと思い立つ人も多いと思います。

 食事では、炭水化物を控えて糖質オフ、、、と考えますが、炭水化物に含まれている食滅繊維は栄養の吸収を抑える働きがあるなど、大切な働きもあります。

 糖質は炭水化物のうち、体内で消化・吸収されてエネルギーとなるものです。

 炭水化物にはエネルギーになる糖質と、人の消化酵素では消化されずほとんどエネルギーにならない食物繊維があります。

 糖質の中でも、果糖(フルクトース)、ショ糖(いわゆる砂糖)は高脂血症を悪化させるので注意が必要です。

 食物繊維は水溶性と不溶性の2種類があり、水溶性と小腸での栄養素の吸収を緩やかにして、食後の血糖値上昇を抑え、コレステロールを吸着し、体外に排出促進させやすくする、血中コレステロール値を低下させます。

 ダイエットでは炭水化物は遠慮しがちですが、それに含まれる食物繊維には良い効果があるようです。

 1日1杯のコーヒーを飲むことで、早食いによるメタボリックシンドロームを予防できる可能性もあります。


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