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健康コラム
健康と美容: 2024年7月
暑さが増すと脳卒中も増えるというデータもありますが、水分不足で血液がドロドロになっているのも、血管が詰まりやすくリスクが増えることも考えられます。
喘息は大気汚染をしている物質やアレルゲンを吸い込む事などが関連していることが知られています。
最近では、喘息の症状がエアコンの冷気を吸うことで現れやすくもなっているとも言われています。
気温の高さが喘息による入院の増加に関連するという報告も存在していて、日本でも夏季に気温が高くなると夜間の喘息増悪による来院が増加したことが報告もあります。
調査で、2002~19年の間に夏のぜんそくによる入院数を調べたところ、その結果、夏季の気温上昇が喘息による入院数が増え、中でも16~64歳の男性で多い傾向にあったそうです。
体調は、急激な温度変化によって左右されることがあります。
暑い時期は、熱中症に意識が向きやすく涼しくしようとしますが、いつの間にか体が冷えていることもあるので注意が必要ですね。
また、エアコン内やフィルターなどの汚れを吸っている可能性もありますので、掃除もしっかりと行いましょう。
2024年7月29日 12:58
暑さが増し、強い日差しで紫外線が気になる人も多くなっているのではないでしょうか。
紫外線は皮膚への影響だけでなく、眼病リスクを高めるという報告も増えています。
最近では紫外線だけでなく、温度や熱中症の既往歴も白内障になる可能性があると言います。
生涯で浴びる紫外線量が多いと、眼にある水晶体の表面層(皮質)が白く濁る「皮質白内障」の発症と関係があるとされていましたが、本当は水晶体の中心(核)が硬くなる「核白内障」になる可能性が最も多いようです。
これは紫外線の強さで変化している可能性が高いとも考えられています。
また、子供の時の紫外線を浴びた量が、大人になって白内障リスク因子として大きいも分かってきました。
日本では使用が多い日傘は、眼に対しては紫外線を10~30%程度しかカットしませんが、帽子は種類によってがは20~70%、サングラスは50~98%とも言われています。
帽子とサングラスを併用することで95~99%カットできるので、組み合わせて使用するのが良さそうです。
2024年7月17日 12:46
砂糖と同じような甘さがありながら、カロリーも低く虫歯になりにくい甘味料と言えばキシリトールです。
大量に摂取するとお腹がゆるくなるのも有名な話ですが、このキシリトールの摂取量が多いと、心筋梗塞や脳卒中などの発生リスクが高まる可能性のあるようです。
研究の結果では、空腹時に血漿中のキシリトールが増加していると血小板の反応性や体内の血栓形成に関係する数値がアップしているので、体内で血栓ができやすい可能性が出てくというわけです。
多少のキシリトールではそこまで影響は無いようですが、いろいろと人工甘味料がある中で健康に影響があるのも増えてきているかもしれません。
2024年7月 1日 13:08
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