健康コラム
お風呂・温泉を使った医学的に正しい疲労回復法

忙しかったり、一人暮らしだからとシャワーだけで済ませるという方もおりますが、毎日お風呂に入っているという方が多いのではないでしょうか。
世界的に見ても、日本人はお風呂大好きと言われてますしね。
温泉も良いですが、家の温かいお風呂にゆったりつかるというのも、幸せを感じるひと時です。
このお風呂ですが、医学的には5つの効果があると考えられています。
1.温熱作用
2.静水圧作用
3.浮力作用
4.粘性、抵抗性作用
5.清浄作用
この五つの中の『温熱作用』が疲労回復に大いに関係あります。
温熱作用の効果
○血管の拡張
温かいお湯につかりますと皮膚の温度が上昇し、皮膚に流れている血管が拡張し、血管に流れている血液が温められ、全身に届けられます。
一般的には40℃ほどのお湯に10~15分つかりますと体温は約1℃上がり、身体の表面だけではなく、身体の中の温度も上昇します。
お風呂につかることでただ温まるだけではなく、血管が拡張する事で血流が良くなり、筋肉なども弛緩します。
○血液の循環の改善
血液の循環が改善するというのは、お風呂の熱が神経を刺激し、血管の内側にある血管内皮細胞から一酸化窒素を産生させ、この一酸化窒素が血管を拡張させる為に、血液の流れが良くなります。
血管が拡張し血液の循環が改善する事によって、身体に残っている二酸化炭素や老廃物を排出させ、逆に、酸素と栄養分が身体に運ばれる事によって疲労回復に繋がります。
お風呂で疲労回復のやり方
まずはシャワーではなく、湯船につかりましょう。
シャワーでは身体が温まりませんので、疲労回復効果は得られません。
湯船につかる時は、3つのポイントがあります。
1.温度
2.時間
3.水位

ぜひ、お風呂に入って疲労回復をされて下さい。
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