健康コラム

血糖値を上げにくく


 糖尿病などで血糖値を上げにくい食材として、納豆や海藻類があります。

 飲みのもとしては緑茶が効果があるとも言われています。

 今回、ハーブやスパイスなどが糖尿病に与える影響を調査した結果、 空腹時の血糖値やヘモグロビンA1c、インスリン値の低下と関連しているようです。

 ヘモグロビンA1cは、全身の細胞に酸素を送る働きがあります。

 血糖値が高い状態が続くと、ヘモグロビンに結合するブドウ糖の量が多くなるので、ヘモグロビンA1cは高くなります。

 この検査は過去1~2ヶ月前の血糖値を反映しますので、当日の食事や運動など、短期間の血糖値の影響を受けないのも特徴です。

 なので、検査が近いからといって、食事を調整したり運動しても バレてしまうのです。

 日頃から食生活が大切ですので、食材にも気をつけましょう。

 今回の調査では、とくに生姜を摂取すると改善しているようです。

 生姜は血流をよくする食べ物でもあるので、日本では馴染み深いものがあります。

 他にもブラッククミンはヘモグロビンA1cを低下させ、シナモンもインスリンを低下させる効果があるようです。

 摂取する量にもよるとは思いますが、日頃から食事に取り入れると良いかもしれません。

 しかし、運動や食事量は意識するとより効果的だと思います。


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