健康コラム
白内障

紫外線は皮膚への影響だけでなく、眼病リスクを高めるという報告も増えています。
最近では紫外線だけでなく、温度や熱中症の既往歴も白内障になる可能性があると言います。
生涯で浴びる紫外線量が多いと、眼にある水晶体の表面層(皮質)が白く濁る「皮質白内障」の発症と関係があるとされていましたが、本当は水晶体の中心(核)が硬くなる「核白内障」になる可能性が最も多いようです。
これは紫外線の強さで変化している可能性が高いとも考えられています。
また、子供の時の紫外線を浴びた量が、大人になって白内障リスク因子として大きいも分かってきました。
日本では使用が多い日傘は、眼に対しては紫外線を10~30%程度しかカットしませんが、帽子は種類によってがは20~70%、サングラスは50~98%とも言われています。
帽子とサングラスを併用することで95~99%カットできるので、組み合わせて使用するのが良さそうです。