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健康コラム 痛み・症状: 2017年8月

原因不明の痛みや症状

 当院には、医師から
「何ともありません」
「歳のせい」
「気のせい」
「取り合えずお薬出しておきますね」
と言われた方が多くいらっしゃいます。

☆「何ともありません」と言われたのに、痛い!辛い!

 本当に何ともないのであれば、なぜ痛かったり辛かったりするのでしょう?

 それは、医師の診断や検査では原因が引っかからなかっただけの話であって、本当に何ともなければ痛かったり辛かったりするわけがありません。

 例えば腰痛。

 腰が痛いといってレントゲンを撮り、骨が折れてたり傷がついていたりすれば分かりますが、筋肉が原因の腰痛の場合、筋肉は写りませんので原因不明となります。

 MRIやCTなどで筋肉が写っても、傷がついてなければただの筋肉としてしか写らないので、やはり、筋肉に腰痛の原因があったとしても原因不明となります。

☆「歳のせい」

 確かに、長年生きてればなんでもそうですが、ガタがきます。

 しかし、「歳のせい」と言われた方よりも更に年配の方で平気な方は大勢おられますし、年下でも同じような症状を訴えられる方もおられます。

 そうなると、「歳のせい」とは言えないのでは?

 「歳のせい」にすると、こちら側(施術者、治療家など)としては楽です。

 治らないのは歳のせいにすれば良いのですから。

 しかし、痛い、辛いのであれば、例え歳のせいだとしても、何とか努力するのが私の役目だと考えております。

☆「気のせい」

 「気」のせいの「き」が「氣」という意味でしたら、納得できます。

 「氣」=「生命エネルギー」と考えれば、「生命エネルギー」が弱まっているからつらい症状が出ているという風に考えられますから。

 しかし、医師が言う「気のせい」の「き」は、「氣」ではないと思います。

 身体というのは凄くて、意味があって、原因があって、様々な症状、痛みを出します。

 決して「気のせい」ということではありません。

☆「取り合えずお薬出しておきますね」

 薬は異物です。

 多かれ少なかれ副作用を伴うものです。

 取り合えず薬を出すいうのは、よく分からないから薬を出すけど、効かなかったら次の薬と、実はこれ、公認の人体実験です。

 効けばラッキー!

 効かなければ、次の薬で実験ね!

 ということと同じです。

 WHO(世界保健機構)で認められている病気の数は、驚くことなかれ10,000以上!!

 そんなに数ある中から病気を絞ったり、薬を決めるのが難しいのは致し方ないと思いますが、合わない薬を飲み続けて、「治らない、治らない」と言われても「そりゃそうでしょ」と。

 そもそも薬は治すモノではなく、症状を抑えたり緩和させたりするモノですから、薬で治ろうと思う事事態が間違っているのです。

 では何が治すのか?

 それはあなたが生まれた時から持っている治癒力で治すのです。

 薬はあくまでも、治癒力がしっかり発揮するためのサブ的なものと考えましょう。



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