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健康コラム 水分補給: 2020年11月

お茶で新型コロナ無害化 1分で最大99% 奈良県立医大

産経ニュース / 2020年11月27日 21時57分

 奈良県立医科大学(同県橿原市)は27日、新型コロナウイルスが市販のお茶によって無害化する効果を確認したと発表した。

 基礎研究段階で人での効果は未確認だが、試験管内でウイルスが1分間お茶に触れることで最大99%が感染力を失っており、感染対策の一つとして期待。

 商品により効果に差があり、メーカーの許可を得て商品名の公表を検討するとしている。

 実験は同大の矢野寿一教授(微生物感染症学)の研究チームが実施した。

 実験ではペットボトル入りの緑茶や紅茶など約10商品を使用。試験管内でウイルスとお茶を混ぜ、経過時間ごとの感染力を持ったウイルスの量を検査した。

 最も効果が高かったのは茶葉から淹(い)れた紅茶で、感染力のあるウイルスは1分間で100分の1、10分間で千分の1以下にまで減少した。

 矢野教授は、人への効果について「可能性の段階」とした上で、「インフルエンザでカテキンの効果は確認されており、お茶を飲むことで同じような効果が期待される」と話した。

 矢野教授によると、カテキンはインフルエンザウイルスなどの表面にある突起状のタンパク質に付着し、感染力をなくすことが確認されており、新型コロナでも同様の効果が推測されるという。

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うがい


 うがいの歴史は、室町時代の文献に記述があるほどでして、古来からの文化で、語源は長良川の「鵜飼」だそうです。

 新型コロナウイルスに対して、ポビドンヨードを含むうがい薬を用いて1日4回(起床時、昼食前、夕食前、就寝前)のうがいを実施したところ、唾液中のウイルスの陽性頻度が低下したという研究があります。

 研究では、ポビドンヨードが含まれないうがい液でうがいをした群では、

PCR検査での新型コロナウイルスの陽性率が
1日目68.8%、2日目75.0%、3日目56.3%、4日目40.0%だったのに対して

ポビドンヨードを含むうがい薬を使用した群は
1日目56.0%、2日目48.0%、3日目36.0%、4日目9.5%だったようです。

 これに対して様々な意見が出ていますが、「うがい」が有効なのかは、以前から、ウイルスは感染時、30分程度で細胞内に侵入し増殖段階に入るため、いくら帰宅後にうがい液で粘膜表面からウイルスを洗い流したとしても、その効果は限定的だという考えもあります。

 反対に、ヨード液が粘膜の常在菌叢を破壊したためか、粘膜を構成する細胞が傷つけられて感染しやすくなるのでは。といった意見もあります。

 当院に来られている内科の医師に、
「そういえば、風邪の患者やインフルの患者が大勢来られるのに、伝染らないですよね?」
と質問したところ、
「患者が代わるごとに、お茶を飲んでるから」 と仰ってました。

 胃に流し込んで、胃酸で殺しているとのことです。

 いずれにしましても、今の状況では手洗いうがいはしっかり続け、できる限りの消毒を行うのが適切ですね。


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